国家試験の前日は勉強するべき?後悔しないように行動するには【理学療法士、柔道整復師、鍼灸師】
いよいよ国家試験の前日。今までやってきた集大成を明日出さないといけません。
できるだけ準備万端で臨みたいですよね。
僕は今まで柔道整復師、はり師・きゅう師、理学療法士の国家試験を経験して、三回国家試験前日を味わいました。
今までの経験から、自分や周りはどうだったかを思い出してみます。
前日も勉強する派
よく言われるのが、国家試験の日は今までと変わったことをしない方がいいということです。
試験当日はただでさえ緊張や不安があるので、本来の実力が出しにくいと思います。
そんな状況で普段と違うことをしてしまったら、より状況は悪化してしまいます。
なので、当日はできるだけ今までの学内試験や模試と同じ環境・精神状態に持って行くことが重要です。
また、緊張や不安だけでなく、国家試験の日に体調を崩すと、本来の能力が出せません。
例えば、明日は試験だと思ってご馳走を食べたりして体調を崩したり、人が多くいる場所に行ってしまい風邪やインフルエンザをもらったりなどがよくある失敗です。
会場の下見はした方がいいですが、直前ならやめておきましょう。
直前まで、環境や睡眠・食事などの生活リズムはいつも通りにしておく方がリスクは少ないと思います。
また体調だけでなく、いつも通りにすることで変に構えなくてすみ精神状態も保ちやすいと思います。
この考え方でいくと、勉強も一つの環境です。
そう考えた場合、いつも通りにするほうが精神面を保つ上で重要かもしれません。
ただし、前日だからと過度に勉強したり、自分の穴ばかりを探して不安になったりするのはよくありません。
国家試験勉強は範囲が広いため、1日や2日でどうこうできるものではありません。
前日に頑張っても勉強としての効果は薄いと思います。
やるとしたら精神的な効果を目的にしましょう。
おすすめは得意な科目をやって自信をつけたり、基本を見直して不安を少しでも修めたりするのがいいです。僕は国家試験前日はだいたい基礎を見直すようにしています。
前日は勉強しない派
正直これも全然ありかもしれません。
いつもと変わったことをしない方がいいという考えには反しますが、国家試験前は疲れています。なぜなら、ここまで数か月の間、国家試験対策で毎日かなりの時間勉強してきているからです。
この時期にはやり方はどうあれ、知識としては自分のMAXに十分持っていけてるはずです。
例えそうじゃなくて後悔していたとしても、前日に頑張ったからと言ってそこまで大きな変化は望めません。
後悔して焦るよりも、今までやってきたことを信じて、明日にすべてを出せるようにしっかり休むことも重要です。
この方法のメリットは、よく前日緊張して眠れず睡眠不足ということがありますが、その対策ができることです。早めに寝て、できれば当日の早朝に起きて基礎を見直しましょう。
前日に焦ってやるよりも、試験の直前に見直す方が効果があると思います。
ただ注意としては、休むと言っても遊んだり、特にスポーツのような疲れるようなことはやめましょう。外出すると風邪ももらいやすいですしね。
どっちが多い?
今までの経験では、前者の「いつもどおり勉強する派」の人が多かったように思います。
しかし、どっちを選んでもそれで後悔している人はあまりいません。
前日より今までやってきたことが重要だからです。前日は、コンディションづくりの意味で重要です
。
アドバイスがあるとしたら、会場の下見などをして当日の精神面を消費してしまうような要素はできるだけ減らしておくことです。当日は焦らず、いつもどおりに試験に臨める準備をしておきましょう。
まとめ
今回は国家試験前日のことを考えてみました。
前日は、国家試験当日のコンディションが良くなるように行動するのがおすすめです。その前提さえあれば何をやってもたいした不利益はないと思います。
いろいろ不安になる時期ですので、参考になれば幸いです。