リハログ

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はじめまして。yusukeです。柔道整復師/鍼灸師/理学療法士 3つの資格を取得。各種養成校の学生向けに「リハログ」を運営しています。30代一児の父として頑張っています。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

これがないと理学療法を進められない!目標設定(リハビリテーションゴール)まとめ

理学療法が行われる時には必ず目標が設定されます。 目標は患者さんの「望み」に沿ったものでなければいけません。 しかし、必ずしも患者さんの望みのみを追求してもうまくいかないことがあります。 それは例えば、疾患により再び歩くことが難しくなってしま…

よく聞くADLやselfcareって何?ADLとAPDLの違いまとめ

ADL(日常生活動作)とは、理学療法を行う上でとても重要な概念です。 理学療法士は基本的動作を改善することが仕事ですが、それだけでは患者さんの生活はよくなりません。 (基本的動作とは、寝返り動作、起き上がり動作、立ち上がり動作、しゃがみ動作、移…

セラピストの業務範囲を理解する!一次性機能障害と二次性機能障害についてまとめ

一次性機能障害(一次性障害、一次性impairment)と二次性機能障害(二次性障害、二次性impairment)の概念は柔道整復師、鍼灸師の養成校でも学習する機会があると思います。 しかし、これらを明確に整理して対象者の問題を捉えている柔道整復師、鍼灸師は少…

理学療法であつかう力学まとめ(床反力、newtonの運動の法則、てこ、モーメント)

理学療法の国家試験では難しい力学は必要ありません。基本的な内容を知っていれば計算問題でも初学者が困るようなことはないです。 僕は全く物理学がわからない状態で入学しましたが、授業の内容だけで問題なく理解することができました。 計算が苦手で入学…

座位について考えてみました。正座、あぐら、しゃがみ位に必要な関節可動域は?

日常生活では様々な座り方がみられます。 日常では「座る」という場面多く、また長時間にわたってその姿勢を保持することも多いので重要な姿勢であるといえます。 これらを達成するにはどれくらいの関節可動域を確保すればよいのでしょうか? 数ある座位姿勢…

国家試験に頻出!手の変形まとめ

手部の変形については柔道整復師、理学療法士では国家試験でよく出題されています。 基本的に知っておかないといけない内容を備忘録としてまとめておきます。 指の伸展機構の機能障害による変形 上肢の末梢神経麻痺による変形 指の伸展機構の機能障害による…

国家試験に頻出!関節の形状まとめ

関節の形状については、柔道整復師・鍼灸師・理学療法士ともに国家試験の解剖学の範囲でよく出題されます。備忘録としてまとめておきます。 これらを理解する際まず重要なことは ①顆状関節=楕円関節 ②らせん関節は蝶番関節の一種(らせん関節≒蝶番関節) の…

リハビリで重要!疾患と障害の違いまとめ

「疾患」に対しては医師による治療が中心となります。その疾患から生じる「障害」に対して専門的に関わるのがリハビリテーションです。 では、リハビリを進める上で対象とする「障害」とはどのようなものでしょうか。 障害についての誤解 障害とは 疾患とは …

リハビリテーションと理学療法

「リハビリテーション」と言われたらピンとくる方も多いと思うのですが、「理学療法」ってまだまだ認知されてない印象があります。 リハビリと言われると、スポーツ選手がケガや病気から復帰するときに行うトレーニングや病院のリハビリテーション科をイメー…

理学療法士ってどんな仕事?キーワードは基本動作です。

理学療法は、リハビリテーションの中に属する一つの技術・知識体系です。 しかし、「理学療法」という言葉は歴史が浅く、世間ではまだまだ認知されていないと感じています。そこで今日は理学療法を知ってもらうために「理学療法の目的」の視点から紹介してみ…